消費者庁、安全性報告を要請 「機能性表示食品」届け出

 小林製薬が販売していた「紅こうじ」成分を含む商品を巡り、機能性表示食品制度を担当する消費者庁が同社に対し、紅こうじ成分に関する機能性表示食品8件の安全性を再検証して報告するよう求めていたことが、25日分かった。期限は4月5日。

 消費者庁などによると、小林製薬が3月22日、機能性表示食品の届け出に関するガイドラインに従い、健康被害拡大の恐れがある旨を同庁に報告。消費者庁はそれを踏まえて安全性の科学的根拠について再検証し、報告するよう求めたという。

 また消費者庁は、同様の成分を配合し、機能性表示食品を販売していた福岡市の「ZERO PLUS(ゼロプラス)」にも報告を求めている。

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