世界最高の飛行技術を競う国際レース「エアレースX」が、今シーズンは年間3回開催されることになりました。
エアレースXは、デジタルとリアルを組み合わせた新しいスタイルの国際レースです。選手が世界各地で実際に飛んだフライトデータを集約し、AR=拡張現実の技術を使ってレースを再現します。観客は、タブレットやスマホを使ってレース観戦するという、スポーツ観戦の新しい形を提案しました。
去年のレースにはトップパイロット8人が出場し、室屋義秀選手が初代王者に輝きました。2年目の今年は年間3回レースが行われ、そのうち2回はオンライン配信され、10月に行われるレースでは、ホストシティを舞台にスマホなどを使ってレース観戦ができるということです。
出場するのは室屋選手を含めて8人で、注目は初参戦するオーストラリアの女性パイロットエマ・マクドナルド選手です。
室屋選手は「シリーズチャンピオンを獲得するための準備は順調に進んでいて、ライバルとのしびれる戦いを楽しみにしている」とコメントしています。
