皮は食パンでOK!レンジで簡単に作れる「はみだし鶏むね肉まん」

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、鶏ひき肉を使って作る肉まんのレシピを教えていただきます。皮は食パンを代用して、調理もすべてレンジで完結!手軽に作れるのでぜひお試しくださいね。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は鶏むね肉のひき肉を使って簡単に作れる「はみだし鶏むね肉まん」をご紹介させていただきます。肉まんの皮は食パンを代用して作ります。

「食パンが肉まんの皮になるの?」

そう思われるでしょうが、これがなるんです。半信半疑で作って食べたら思ったより肉まんだった!そう思われることでしょう。そして肉まんのあんといえば豚肉ですが、今回は鶏むね肉のひき肉をたっぷり使うことで、はみ出すくらいの量にしてもあっさり食べられるボリューム肉まんにしました。

「はみだし鶏むね肉まん」レシピ

調理時間

35分

材料

4個分

材料

鶏ひき肉(むね肉)…200g

玉ねぎ…1/2個

乾燥キクラゲ…4g

片栗粉…大さじ2

パセリ…適量

酢醤油…酢小さじ2、しょうゆ小さじ1

練り辛子…適量

A

しょうゆ、オイスターソース…各大さじ1/2

マヨネーズ…小さじ2

砂糖…小さじ1

鶏がらスープの素…小さじ1/2

おろししょうが、おろしにんにく…各小さじ1/2

ごま油…小さじ1/2

こしょう…適宜

作り方

1. 乾燥キクラゲはぬるま湯に15分漬けて戻し、5mm角くらいに切ります。

※キクラゲを入れることで食感を出します。キクラゲは食物繊維がごぼうより多いのでヘルシーになります

2. 食パンは耳を切り取っておきます。

3. 玉ねぎはみじん切りにしてボウルに入れ、片栗粉をからめます。

※玉ねぎに片栗粉をからめることで、加熱したときに玉ねぎの水分と甘味が閉じ込められ、よりジューシーなあんになります

4. 3のボウルに鶏むねひき肉、キクラゲとAを入れ、粘りが出るまで練ります。練ったら4等分しておきます。

※粘りが出るまで練ることで食感をよくし、旨味が流れ出ないようにします。マヨネーズはあんをやわらかくし、旨味も入れるために使っています

5. 30cmのラップを四角形になるように切って敷き、上に食パンをのせます。水大さじ2を食パンにかけ、上に4等分したあんをのせます。ラップの隅をもって茶巾絞りのように絞り、肉まんの形に整えます。形が整ったら爪楊枝でラップに数か所穴をあけ、加熱したときに破裂しないようにします。

※ラップに食パンをのせるとき、角が同じ向きになるようにすると絞りやすいです。

6. 耐熱皿に5をのせ、周りに水1/4カップを注ぎます。全体にラップをかぶせたら、電子レンジ600Wで9分加熱します。

※半分加熱したところで皿の向きを変え、加熱むらを防ぎます

7. 加熱後、火傷しないように取り出し、ラップを外して皿に盛ります。あればパセリを彩りに盛り、小皿に酢醤油と練り辛子を添えてできあがりです。

※くっつかないようにワックスペーパーか、クッキングシートを敷くとよいです

※レンジ蒸しした直後は食パンが湯に溶けたような状態になっていますが、粗熱が取れてくると水分が抜け、肉まんの皮のように変わります

※チューブ練り辛子を使う場合は、水を少し加えて混ぜ、ゆるくすると香りが立ちます

「はみだし鶏むね肉まん」の完成です!

粗熱が取れたところでかじると、はみ出した肉のボリュームがすごいんですが、食パンを使った皮が思ったより肉まんみたいな食感で驚きます。

そして鶏むね肉のあんはやわらかく、塩気は市販の肉まんより薄めですが旨味が強い感じがします。酢醤油を少しつけたり、練り辛子をつけると味変し、これまたいい感じです。

ボリュームたっぷりなのですが、あんは鶏むね肉と玉ねぎなのでしつこくなく、もたれないのがよいところです。肉まんを皮から作るのは大変ですが、皮に食パンを使えば簡単です。ぜひ一度お試しください。おいしいし、作るのも楽しいです!

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