いらなくなった服・おもちゃを販売「もりもり文化祭」【長野・飯田市】

飯田市の公園で使われなくなった子ども服やおもちゃなどを販売するイベントが開かれました。環境に配慮したSDGsな取り組みです。

子ども用の洋服やバッグ、おもちゃなどがずらっと並びます。飯田市で年に一度行われている「もりもり文化祭」は、子育て世代が楽しめるブースがもりだくさんです。使われなくなった子ども用のリユース品販売です。

■高森町から「子どもが2人いて子ども服とかもすぐサイズが大きくなっちゃうので、こういう所で誰かが使ったものでも、かわいいのがたくさん買えるのでありがたいと思う」
店頭に並ぶリユース品の数は1500点以上!ほとんどが数百円とお手頃価格です。

■「ミッキーのパズルだってちょっと小さいんじゃない」
■高森町から「ありがたいというか家計に優しい」
■松川町から「上の子の保育園の服に使えそうな物を(探している)。子どものはすぐ汚すので安くていいかなという感じお古でいいかなっていう」

主催した「子どもの森ネットワーク」と、地元の未就学児の子育て世代が集まった「どんぐりの会」が服を持ち寄りました。すぐに着られなくなる子ども服を捨てるのではなく、次の人に使ってもらうことが目的です。

■どんぐりの会 坂本美保さん「使わなくなった物をただ捨ててしまうのはもったいないので、また次の人に使ってもらえたらという気持ちでやっている。物があふれている今の世の中なので、どんどん新しい物を買ってしまうのではなくてまたみんなで使いまわしていくというのもとても大事になってくると思う」

たくさんのおもちゃに子どもたちは興味津々です。

■「ママー」
■飯田市内から「すぐ大きくなってしまうのできれいなまま取ってあるということが多いと思うので、いい企画だと思う」

手作りのアクセサリーや雑貨を販売するクラフトマーケットなども開催。雨が降る中でしたが、にぎわっていました。

© 長野朝日放送株式会社