松田聖子が卒業した中央大学法学部通信教育課程を調べたら すしチェーン「名物社長」も卒業生だった

歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部通信教育課程を卒業したと、2024年3月25日に複数のメディアが報じた。4年で同課程を終えたという。

中大法学部の通信教育課程は、社会人の入学者が多い。卒業生には、あの「名物社長」も名を連ねている。

「21年かけて卒業したという例」

同課程の公式サイトによると、入学方法は書類選考(必要に応じて面接、小論文等の選考を行う場合あり)。募集人数は2024年度の正科生(4年制)が、4月入学と10月入学を合わせて3000人だ。出願期間は、4月入学が2月1日から5月31日まで、10月入学は8月1日から11月30日まで。なお、二重学籍は禁止となっている。

さらに詳しく知ろうと、J-CASTニュースBiz編集部は大学ジャーナリストの石渡嶺司氏を取材した。通信教育課程で学んだ著名人について聞くと、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村の社長・木村清氏の名を挙げた。在学生には、徳島県石井町の小林智仁町長がいるという。

同課程の特色は、通学生がキャンパスに来ない夏季休暇中の集中講義が挙げられる。

卒業までかかった年数でも特に長いものとして、「21年かけて卒業したという例を聞いたことがあります」と石渡氏。入学者の属性として、8割が社会人としつつ、「司法試験や司法書士、行政書士の受験を目指しているかたや、公務員が学び直し目的で入学するという例が多いようです」と語った。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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