保護犬・保護猫の譲渡促進へ…飼い主への飼育教育 ドッグランやガラス張りの展示室も 鳥取県西部犬猫センター「オーリブ」開設

保護犬や保護猫の新たな飼い主を探す施設が鳥取県米子市にオープンします。ドッグランやガラス張りの展示室も設けられ、譲渡の促進が期待されます。

4月1日、米子市の皆生プレイパーク内にオープンするのが鳥取県西部犬猫センター「オーリブ」です。25日は内覧会が開かれました。

「皆」が(all)が健やかに「生」きて(live)欲しい。
そんな思いが込められた「オーリブ」は米子保健所の移転に伴って開設。従来の保護犬・猫の収容や飼育などの機能に加え、飼い主への飼育教育や収容動物の人慣れトレーニングなど、譲渡促進の機能を備えた施設となっています。

犬と猫の導線を分け感染症対策の徹底はもちろん、犬の飼育室から直接出られるドッグランを設置。

特に県西部で収容数が多いという猫にはガラス張りの展示室を設置し、誰もが気軽に猫を見に来られる工夫も施されています。

鳥取県 池上祥子 統轄監
「犬・猫飼われる時には、終生のパートナーとして、末永く飼っていくという気持ちを持って、犬・猫の飼養をしていただきたいと思います」

今後、愛護団体や動物病院とも連携し、イベントも開催していきたいとしています。

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