富裕層は海外旅行に87万ドル消費

スタンダードチャータード銀行は先ごろ、「富裕層の香港市民」(月収8万ドル以上、投資資産100万ドル以上の人々)を対象に旅行調査を実施した。3月22日付香港各紙によると、香港の富裕層の毎年の旅行予算は87万ドル以上、長距離と近距離の平均旅行予算はそれぞれ15万ドルと7万ドル。回答者は今年平均8回以上旅行すると予想しており、昨年より24%増、新型コロナ流行前より20%増加している。特に日本は他の香港市民同様にお気に入りの旅行先となっている。

調査によると、香港の富裕層は旅行の質により注意を払っており、平均して他の回答者の2倍以上を支出し、主に高級ホテルに滞在するなど、旅行体験を向上させることにお金を費やしていることが分かった。調査の結果、一部の香港市民は海外旅行体験に驚くほど支出していることが判明し、ある香港市民は食事に2万2447ドルを費やし、別の香港市民は文化活動に100万ドルを費やしている。香港の富裕層が海外旅行に行く際に最も高価な食事の平均費用は1万4061ドルで、このうち女性の平均費用は1万9904ドル、男性の平均費用の1万195ドルを上回っている。 最も高価な買い物に関しては、全体の平均費用は6万287元で、女性の平均支出金額は7万7809元で、男性の4万1051元より高い。

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