コロナ無料検査で補助金を不適切受給 5事業者計4211万円

 愛媛県は25日、県内で新型コロナウイルス感染症の無料検査事業を実施した5事業者が補助金計4211万9413円を不適切に受給していたと発表した。

 県によると、補助要件の誤認や書類の不適切管理により、補助金額を誤って算定していたという。すでに全額返還されている。

 5事業者は2021年12月~23年1月、県内各地で無料検査を実施。検査キットの補助金を仕入れ値で計算すべきところ、補助上限額で申請し、計3087万8029円を過剰に受給していた。

 このうち1事業者は検査数の計算ミスでも1124万1384円多く受け取っていた。

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