漫画家 押切蓮介、表参道で個展を開催 ゲーム文化とホラー漫画を牽引する鬼才

漫画家の押切蓮介さんが、個展「TURN BACK」の開催を発表した。

会場となるのは、表参道のギャラリーMAT。4月6日(土)から12日(金)の13時から19時にかけて開催される。

展示内容などの詳細はまだ明かされておらず、続報が待たれる。

ゲーム文化に深い造詣を持つ漫画家・押切蓮介

押切蓮介さんは、『でろでろ』『ミスミソウ』『ハイスコアガール』などの作品で知られる漫画家。

リアリティのある心理描写や勢いのある暴力表現を得意としており、ギャグ調のホラー漫画から、田舎社会の抑圧を描いたシリアスな作品、ゲームセンターに通う少年少女の青春を描いた作品まで、多彩な作風を持っている。

中でも、ゲーム文化には造詣が深く、常連客として通っていた高田馬場のゲームセンター「ゲーセンミカド」のイメージキャラクターのデザインを手掛けている。

記事執筆現在も、漫画誌『月刊ビッグガンガン』で『ハイスコアガール DASH』を、妖怪や怪談をテーマとする文芸誌『怪と幽』で『おののけ! くわいだん部』を連載している。

アニメ制作、ゲーム配信など幅広く活動中

押切蓮介さんはアニメ制作も行っており、2020年には初監督作品『ざしきわらしのタタミちゃん』がWebアニメとして配信。最近では、自身のSNSにアニメを投稿することもある。

また、YouTubeやTwitchの公式チャンネルで動画投稿・配信も行っており、自作の楽曲やイベントのアーカイブなどを投稿したり、ゲーム配信を行ったりしている。

2022年には、実際の担当編集をゲストに、連載作品が打ち切りを宣告される瞬間を動画化している。

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