一畑百貨店跡地の活用は?「駅にどうやったら人がたまるのか」 デパート閉店をきっかけに…松江駅前のデザインを議論 4月に市民アンケートも

今年1月に閉店した一畑百貨店の跡地利用など、松江駅前の今後について議論する「松江駅前デザイン会議」の2回目の会合が、25日、開催されました。

「松江駅前デザイン会議」は、松江市と松江商工会議所が共同で去年12月に設置。松江商工会議所会頭を会長に、島根県や松江市、まちづくりの専門家など12人で構成されています。

2回目となるきょうの会議は非公開で開催されました。

松江駅前デザイン会議 田部長右衛門会長(松江商工会議所会頭)
「皆さん一畑百貨店の跡地をどうするかという話を聞きたいと思うが、今回の松江駅前デザイン会議は、それももちろんあるが、それを契機として、松江駅をどうやっていくかというのが議題です」

25日の会議では、一畑百貨店があった松江駅北側をどういった雰囲気にしたらいいか、また、観光客が歩く導線をどうすべきかといったことが議論されたということです。

松江駅前デザイン会議 田部長右衛門会長(松江商工会議所会頭)
「単純に、マンションがあればいい、ホテルがあればいいだけでなく、公共的な話で、"たまり場"、駅にどうやって人がたまるのか、という機能が必要なんじゃないかという議論がかなりあった」

会議では、4月に市民アンケートを取り、人々が集まる松江駅前のまちづくりを秋ごろをめどに固める予定です。

© 株式会社山陰放送