khb子どもの笑顔を広げようキャンペーン 能登半島地震で被災した子どもたちへの支援

khb子どもの笑顔を広げようキャンペーンです。能登半島地震発生からまもなく3カ月です。被災した子どもたちを支援する宮城県の団体です。

一般社団法人マザー・ウイングは、子育て家庭支援に関する事業を展開するほか、被災地への支援活動も行っています。

この日は、仙台市太白区長町の事務所で能登半島地震の被災地へ送る物資の仕分け作業を行いました。

小川ゆみ代表インタビュー「石川県の能登に私たちと同じように子育て支援の活動をしている団体が2つあるんですけど、そこの団体にもう既に2回物資をお送りしているんですが、先週2回目が終わって3回目どのように送ろうかということをみんなで会議したり、お送り出来る物を探しているところでした」

支援物資は、ウェットティッシュやおしり拭きなどの消耗品をはじめ、マスクや消毒液などの衛生用品、洋服、お菓子、文房具、おもちゃなど様々です。

交流のある現地の子育て支援団体と連絡を取り合い、今欲しい物を届けています。
小川ゆみ代表「1回目は実はお菓子を結構多めに入れました。宮城県の名産とかですね、災害時にホッとできるような甘い物を入れたり、子どもたちには文房具ですとかおもちゃがすごく喜ばれるのと、そういう物って支援物資ではあまり届かないんですよね」

壊れやすい物は1つ1つ丁寧に梱包し、洋服は1枚1枚個別に包装して届けます。
マザー・ウイング久松優子さん「がれきとかほこりとかがある場所でも、きれいにお届けできるというところで個包装にして送るようにしています」

宮城県富谷市に拠点を置くNPO法人ふうどばんく東北AGAINでは、寄付された食料品をこども食堂や学童保育の団体に無償で提供するなどの支援活動を行っています。能登半島地震の発災直後から、被災地に支援物資を届けています。

高橋尚子副代表「東日本大震災を経験した団体でもあるので、大きい災害が起きるとやはり動かなければいけないというか」

炊き出し用の肉や野菜、カップ麺などの食料品をはじめ地元企業から提供されたストーブ70台や使い捨てカイロなどこれまでに数回、現地の支援団体を通じて物資を届けています。

khb東日本放送では、ふうどばんく東北AGAINの活動を支援しようと本社1階のフードボックスに寄せられた米やお菓子など食料品約50キロを21日に届けました。

高橋尚子副代表インタビュー「私たちも常に連携団体と連携しながら、必要な支援を続けていきたいと思います」

khb東日本放送では、今回紹介した団体などと連携して子どもたちが不安なく笑顔で暮らせる社会づくりに貢献していければと思います。
仙台市太白区あすと長町の本社1階には、フードボックスや募金箱を設置していますのでご協力をお願いいたします。

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