レクサスは、ブランド初のラグジュアリーヨット「LY650」を一部改良した、新型「LY680」を2024年3月21日（木）に発表、受注開始しました。納艇は26年春の予定です。この記事では、LY680のスペックや先代モデルとの変更点をご紹介します。
レクサスの新型ラグジュアリーヨット「LY680」が発表
LYシリーズは、レクサスがラグジュアリーライフスタイルブランドとしての地位を確立する中で、陸上に留まらず、海においてもユーザーの期待を超える独自の体験を提供することを目指しています。
LY680は、レクサスのデザインフィロソフィーである「CRAFTED（細部までこだわり抜く）」を具現化したフラッグシップ艇として誕生しました。
このヨットのコンセプトは、「海の真ん中で、本物を知る人が素の自分に戻れる、隠れ家のような空間」です。
レクサスのLeading-Edge（先鋭）とFinesse（精妙、深みやエレガントさ、至高の技）を“二律双生”するレクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse（エル・フィネス）」がエクステリアに具現化され、細部までこだわり抜かれた居住空間が実現されています。
また、パフォーマンス面でも、レクサスが追求する「すっきりと奥深い」航行性能が目指され、安定した操縦性や優れた乗り心地、そして静粛性が実現されています。
LY680では船内外での楽しみ方が増え、使い勝手がさらに向上！
LY680はユーザーのニーズに応えて、フライブリッジ（キャビンの上部にある操船スペース）とスイミングプラットフォーム（船尾板）が拡張されました。
フライブリッジは先代のLY650と比べて1,400mm拡大されています。ゆったりとした広いラウンジソファやバーベキューグリルが備えられ、海と風を感じながらリラックスできる空間となっています。
さらに、スイミングプラットフォームも700mm延長され、水上オートバイなどオフショアでの楽しみ方の幅を広げました。
最大15人が乗れるLY680のスペック
LY680の主な仕様は以下の通りです。
価格は明らかにされていませんが、先代のLY650は標準仕様で約4億5000万円だったことから、LY680ではそれ以上の価格になると予想されます。
LY680の生産は、ヨットなどの建造を手がける米国のホライゾングループによって行われます。
【筆者：MOTA編集部 カメラマン：LEXUS】
