継続性と安定性を重視 県が幹部職員の人事異動発表

県は25日、来月1日付の幹部職員の人事異動を発表しました。現場のトップにあたる部長級を含め、異動規模は今年度よりも小幅で、県は「知事の改選前総仕上げの年度」と位置付け継続性と安定性を重視したと説明しています。

新年度、県の課長級以上の幹部職員で異動するのは今年度に比べて25人少ない168人です。このうち現場のトップを務める部長級の異動は今年度より5人少ない、10人となっています。佐竹知事が来年4月で退任する意向であることを踏まえ、県は新年度を「知事改選前における主要施策の総仕上げの年度」と位置づけ、異動の狙いを「継続性と安定性を重視した」と説明しています。

県は女性職員の幹部登用を積極的に進めています。今回の異動で課長級以上の女性職員は今年度から7人増えて42人となります。課長級以上の職員全体に占める女性の割合を県は再来年度、2025年度に15%を超えることを目標にしていましたが、今回の異動ですでにそれを上回り新年度は15・3%となります。

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