除排雪や雪下ろし中の事故 今冬は死亡ゼロ 建物被害もなし

県内では今シーズン、除排雪や雪下ろし中の事故で亡くなった人が1人もいなかったことが県のまとめでわかりました。建物への雪による被害も確認されていません。

県は去年12月8日に今シーズン初めて雪による被害のまとめを公表し、5回情報を更新しています。最新のまとめによりますと除排雪や雪下ろし中の事故でけがをした人は県全体で18人。亡くなった人はいませんでした。死亡ゼロは2006年度以来17年ぶりです。また今シーズンは住宅や空き家、小屋、それに公共施設などの建物への雪による被害も1件も確認されていません。

これまで最も多いときには死亡が24人、けがが246人、建物被害が1919棟でした。雪による事故の件数や建物への被害は雪の量に比例して多くなったり少なくなったりする傾向にあり、今シーズンの雪の少なさが改めて浮き彫りになっています。県内26の観測地点で25日時点で積雪があるのは湯沢市の湯の岱のみです。

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