反抗期に悩む母。【親子喧嘩】勃発のあと → 「おい! 母さん!!」息子が"乱暴な口調"で告げた言葉とは?

多くの子どもに成長の過程で訪れる反抗期。子どもが反抗期を迎えると「あんなに可愛かったのに、こんな態度を取るようになるなんて……」と落ち込んだり苛立ったりする親御さんも多いのではないでしょうか? 今回は筆者の友人が、反抗期の息子とのエピソードを聞かせてくれました。

反抗期真っ只中の息子

私の息子は現在中学1年生です。
最近は反抗期なのか、私や夫に反発するような言動が目立つようになってきました。

成長を感じる一方で、小さい頃は「ママがいい!」「ママがいないとイヤ!」と私にくっついてばかりいた息子の予想外の変化に、どうしても気持ちがついていかず、落ち込む毎日です。

その言い方はさすがに無いでしょ!

つい先日も、些細なことで親子喧嘩が勃発!

私が良かれと思って言ったことが、息子にとってはお節介と受け取られたのか、「うるせぇな!」「もう子どもじゃないんだから、ほっとけよ!」と、ひどい言葉をかけられました。

さすがに私もイラッとして、「何なの、その言い方は?!」と言い返してしまいました。
息子は拗ねて自室にこもり、家の中の雰囲気は最悪に……。

怒った息子が起こした行動とは?

それから2時間ほどたったころ、息子がリビングのドアを乱暴に開けて入ってきました。
(まだ拗ねてるの? 面倒くさいなぁ……)と内心ため息をついていると、息子は私に向かってこう言いました。

「おい母さん! 晩飯はばあちゃんのところで食うからいらん! 2時間くらいで帰ってくる!!」

そして息子はプンプン怒ったまま、すぐ近所の私の実家へと出かけていったのでした……。

気長に見守ろう!

「出掛ける時は親にちゃんと行き先を告げてから」というのは、我が家で決めているルールです。

どんなに喧嘩していてもそのルールを守ってくれる几帳面な性格の息子に、「まだまだ可愛いところもあるなぁ」と思わず怒りも忘れてクスッとしてしまいました。

これから先、もっと反抗的な態度を取られて悲しくなったり腹が立ったりもするでしょうが、それも成長の証と思って気長に見守りたいものです。

まとめ

親に対する信頼が根底にあってこそ、きつい言葉で言い返してきたり反抗的になったりするのかもしれませんね。
親としては忍耐力を試される期間ですが、こんな親子関係ならきっと、反抗期も無事に乗り切ることができるはずです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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