MLB公式が現役選手にアンケート!「最高の選手は?」「誰が過小評価?」「好きな遠征先は?」「塁上で話しかけやすい選手は?」

『MLB.com』が春季トレーニング中の現役選手にアンケート調査を実施。「最高の選手は?」「誰が過小評価?」「最も競争心を持つ選手は?」「塁上で話しかけやすい選手は?」「最もおしゃれな選手は?」「2024年の優勝チームは?」「サプライズチームは?」「好きな遠征先は?」などの質問に対し、匿名を条件に100人以上が回答した。

現役選手が選ぶ「最高の選手」には、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が選ばれた。『MLB.com』は、「この質問に回答者の2/3以上が大谷と答え、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)を上回った」とし、「ドジャースのデビューシーズンを迎える大谷は、打順でムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンに挟まれる。今年は打撃に集中できるため、24年オフに自身三度目となるMVPを受賞しても不思議ではない」と記載した。

現役選手たちは大谷について、「彼のようなことができる人間は、地球上にひとりもいない」「史上最高の野球選手だと思う」「彼はふたり分だ」「クレイジーなことをやってのけている」「僕たちは歴史を目の当たりにしている。誰もがそう認識しているよ」などと回答。「それが質問のテーマになるのか?」と、大谷以外の選択肢は考えられないと答える選手もいたという。大谷に続く2位はアクーニャJr.で、3位はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とコリー・シーガー(レキサス・レンジャーズ)が同率、5位にはベッツ(ドジャース)が入った。
また、「過小評価されている選手」は、ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)とヤンディ・ディアス(タンパベイ・レイズ)が同率トップとなり、「最も競争心を持つ選手は?」にはマックス・シャーザー(テキサス・レンジャーズ)が選出。「塁上で話しかけやすい最もフレンドリーな選手」には、「いつも誰かと話している」「いいやつだよ」などの意見が寄せられたフリーマン(ドジャース)だった。

さらに、「最もおしゃれな選手」にはフランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)が選出され、「24年の優勝チーム」にはドジャース、「サプライズチーム」にはカンザスシティ・ロイヤルズを推す声が最も多かった。「好きな遠征先」のトップはサンディエゴで、「あの球場と天候には、どこも勝てないよ」「街、球場、天気。あの雰囲気は最高だね」などと評された。2位はシカゴ、3位はトロント、4位はボストン、5位はニューヨークだった。

構成●THE DIGEST編集部

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