「一平ショック」で思い出される大谷翔平の“カネ絡み”トラブル…ホリエモンも「ちょっと脇が甘すぎ」

(写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

《そういや忘れてたけど大谷翔平って仮想通貨詐欺のFTXの広告塔もやってたな。ちょっと脇が甘すぎかもしれん。》

3月24日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が、自身のXを更新。現在、騒動の中心となっているドジャース・大谷翔平について、こうつぶやいた。

大谷の専属通訳だった水原一平氏が、「巨額の窃盗の疑い」でドジャースから解雇されたのが、3月20日のことだった。米メディア「ESPN」によれば、水原氏は違法賭博にのめり込み、450万ドル(約7億円)もの負債を抱え、大谷の資産で返済をおこなったと報じられている。MLBも調査に乗り出しており、大谷は26日(現地時間)に取材対応をおこなう予定だという。

結婚発表の矢先に、金銭問題に巻き込まれるとは驚きだが、堀江氏が指摘した通り、大谷は過去にも“カネ絡み”のトラブルを経験している。

「大谷選手は2021年11月、仮想通貨大手の『FTXトレーディング』とアンバサダー契約を締結。FTXは、大谷以外の米国有名スポーツ選手とも“蜜月関係”を築いており、NFLタンパベイ・バッカニアーズに所属するトム・ブレイディや、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーのほか、女子テニスの大坂なおみともアンバサダー契約を結んでいました。

しかし、同社は2022年11月に破産申請をおこない、最高経営責任者のサム・バンクマン・フリード氏は証券詐欺、マネロン共謀などの罪で逮捕されました。ギャラはすべて仮想通貨や株式で受け取る契約だったため、まるまる喪失した可能性も考えられます」(経済担当記者)

堀江氏は、21日に自身のYouTubeで更新した動画で、大谷が送金に関わったことが「非常に問題」と解説。「そういう人を身内に起用してしまったということの、脇の甘さもあると思う」「これを機に、あまり人を信用しすぎないことを覚えるのも大事」などと、私見を語っている。

野球に身を入れるあまり、金銭管理には気が回らなかったのだろうか。今回の騒動は、あまりに手痛い教訓となってしまった。

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