尼崎を舞台に、家族や地域の絆を描く人情コメディー映画「あまろっく」に出演する江口のりこさんと中条あやみさんが25日、PRのため兵庫県を訪れ、神戸新聞社を訪問した。
妻を亡くし、尼崎市内で小さな町工場を営む竜太郎(笑福亭鶴瓶さん)の39歳の一人娘優子を江口さん、竜太郎が連れてきた20歳の再婚相手、早希を中条さんが演じた。
江口さんは明石市、中条さんは大阪市出身で、関西弁はお手のもの。本作は主要キャストだけでなく「スタッフもオール関西で安心でした」と振り返った。
高梨柳太郎社長が尼崎の印象を尋ねると江口さんは「子どもが多く、明るくて、とてもいい町」、中条さんは「アットホームで、温かな雰囲気の中、撮影できた」と語った。「映画の公開が楽しみ」という高梨社長に江口さんは「もし気が向いたら見てください」と返し笑わせた。
同日、2人は兵庫県庁も訪問し、斎藤元彦知事にあいさつした。
映画は4月12日から兵庫県で先行上映される。 (片岡達美)