空手道の全国高校選抜大会は3月25日、広島県立総合体育館(広島市)で男女個人組手が行われた。福井県勢は2種目で頂点に立ち、男子76キロ超級で下村彪馬(福井工大福井)が昨年に続き2連覇を果たし、女子48キロ級で有馬和(同)が初優勝を飾った。
下村は初戦から高得点の上段蹴りを要所で繰り出し、準決勝まで危なげなく勝ち進んだ。決勝も冷静な試合運びで上段突きを決めるなど、5-2で勝利を収めた。
有馬は、接戦を勝負強く勝ち上がり、迎えた決勝は残り28秒に上段突きで先取。試合終了間際にも立て続けに上段突きを決め、3-0で快勝した。
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