松本人志さん「早くお笑いを」 訴訟前にコメント発表

 ダウンタウンの松本人志さんは25日、女性に性的行為を強要したとの「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとして、発行元の文芸春秋などに損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日に開かれるのを前に、代理人弁護士を通じて「世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」とのコメントを発表した。

 訴状によると、報道について「一方的な供述だけを取り上げた極めてずさんな取材活動に基づく」と指摘。筆舌に尽くし難い精神的損害を受けたなどとして5億円の損害賠償のほか、訂正も求めている。

 週刊文春編集部は「報道内容には十分に自信を持っている」とこれまでの取材にコメントしている。

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