オスプレイ運用停止を申し入れ 九州防衛局に立民鹿児島県連、屋久島沖墜落事故「県民に説明を」

申し入れ書を手渡す立憲民主党鹿児島県連の柳誠子代表(中央)=25日、鹿児島市の九州防衛局鹿児島防衛事務所

 在日米軍と陸上自衛隊が輸送機オスプレイの飛行を再開したことを受け、立憲民主党鹿児島県連は25日、日本国内での運用の即時停止や日米地位協定の見直しなどを九州防衛局鹿児島防衛事務所(鹿児島市)に申し入れた。

 申し入れ書は木原稔防衛相宛て。搭乗員全8人が死亡した昨年11月の屋久島沖の米空軍CV22オスプレイ墜落事故を巡り、飛行ルートや原因の開示なども求めた。
 
県連の柳誠子代表らが同事務所で大堀千洋所長に手渡した。柳代表は「事故についてまず県民に説明を」と要請。大堀所長は「内容は九州防衛局に伝える」とした。

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