複数の同僚に高圧的発言で精神的苦痛与える パワハラ行為の消防職員を減給処分 いちき串木野市

 鹿児島県いちき串木野市は25日までに、同僚にパワーハラスメント行為をしたとして、消防本部の男性職員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。2月22日付。

 市によると、男性は業務中、複数の職員に高圧的な言葉を発し、精神的苦痛を与えた。昨年12月、職場環境に関するアンケートで発覚。聞き取り調査でパワハラと認定した。男性は「指導の一環だった」と話しているという。

 管理監督責任として消防長を口頭による厳重注意とした。中屋謙治市長は「再発防止に向けて取り組みを強化し、指導を徹底する」とのコメントを出した。

© 株式会社南日本新聞社