部下を無視し手帳投げつける…「お前のこと嫌いだ」と暴言も―北海道北恵庭駐屯地の幹部自衛官2人"停職と訓告の懲戒処分" 「自分の業務が不満で八つ当たり」

懲戒処分の2人が所属する北恵庭駐屯地

暴言など部下へのパワハラ行為があったとして、北海道市恵庭市の駐屯地に勤務する幹部自衛官2人が3月25日、停職などの懲戒処分を受けました。処分された2人は、陸上自衛隊北恵庭駐屯地業務隊に所属する50代の1等陸尉と2等陸尉です。陸自北部方面総監によりますと、1尉は2021年7月から2022年4月までの間、部下2人を無視したり、手帳を机に投げつけたりし、威圧的な言動で指導。精神的苦痛をあたえました。1尉は「自分の業務に不満があり、八つ当たりしてしまった」などと話しています。1尉は停職2日の処分です。2尉は2021年11月から2022年1月ごろまで、「お前のことが嫌いだ」などと部下1人に暴言を吐きました。「部下の仕事が満足いく結果ではなかった」と理由を述べています。2尉は戒告となりました。

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