パラグアイは歴史の正しい側に立つべきだ 中国外交部

パラグアイは歴史の正しい側に立つべきだ 中国外交部

中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京3月25日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は25日の記者会見で、パラグアイのペニャ大統領が23日のソーシャルメディアへの投稿で、台湾との「国交」関係は中国との貿易関係を阻害しておらず中国へは大豆を輸出しているとし、パラグアイと台湾は共に大国に囲まれた境遇にあると表明したとの報道に関し、次のように述べた。

 世界に中国は一つしかない。台湾は中国領土の不可分の一部で、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府である。「一つの中国」原則は誰もが認める国際関係の基本準則、国際社会の普遍的な共通認識だ。「一つの中国」原則の堅持は国際的大義、人心の向かうところ、大勢の赴くところである。

 中国は世界最大の大豆輸入国だが、公式統計によれば中国はここ数年、パラグアイから大豆を輸入していない。パラグアイ政府が本当に国の発展と人民の福祉を図るなら、こざかしくふるまい、機に乗じてつけ込むのではなく、大勢を見極め、歴史の正しい側に立つべきである。

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