レヴァークーゼンのフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーが、ビッグクラブから引き抜きを噂されるシャビ・アロンソ監督の去就について語った。
リヴァプールは今シーズン限りで退任を発表したユルゲン・クロップ監督を探しており、スポルティングのルベン・アモリム監督、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督を候補に挙げている。そして今シーズン無敗をキープし、ブンデスリーガで首位を快走するレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督を第一候補として狙っている。
また、バイエルンのトーマス・トゥヘル監督も退任が決まっており、シャビ・アロンソ監督を筆頭に後任候補としてさまざまなビッグネームが噂されている。
レヴァークーゼンのフラデツキーは昨シーズン17位だった状況から、シャビ・アロンソが就任しチームが生まれ変わった様子を次のように語った。
「彼は勝者のメンタリティ、プレーの方法、トレーニングの取り組み方を教える。彼の戦術眼は素晴らしく、我々にサッカーインテリジェンスを与えてくれた」
「彼がレヴァークーゼンにもたらした雰囲気は、以前の私たちにはなかったものだ。それは彼が経験してきたものに起因すると思う。彼はレアル・マドリード、リヴァプールでプレーしてきた。そしてそれが私たちが目指しているレベルだ。今のレヴァークーゼンは移籍して以来、最高のチームだ」
現在、シャビ・アロンソ監督は2026年6月まで契約を結んでいる。レヴァークーゼンのフェルナンド・カルロCEOは「残留することに疑いの余地はない」と語り、リヴァプールやバイエルンの引き抜きに対して牽制している。しかしながら、シャビ・アロンソのビッグクラブへのステップアップは近い将来実現する可能性が高く、フラデツキーはシャビ・アロンソの去就について以下のように続けた。
「(彼が残留することが)我々の願いであり夢だ。もちろんブンデスリーガで優勝して別の道に進んだとしても、誰も怒ったりしないだろう。我々は彼がレヴァークーゼンで幸せな様子を日々目にしたいんだ」