<レスリング>【2023年風間杯全国高校選抜大会・展望】連覇を目指す日体大柏(千葉)とインターハイ優勝の鳥栖工(佐賀)が準々決勝で対戦か…学校対抗戦

2024年風間杯全国高校選抜大会は3月27日(水)~29日(金)、新潟・新潟市東総合スポーツセンターで予定され、学校対抗戦は昨年優勝の日体大柏(千葉)と、昨年のインターハイを制した鳥栖工(佐賀)が台風の目となり、覇権が争われそう。

学校対抗戦の見どころを探った。

▲昨年優勝の日体大柏(千葉)

▲昨年のインターハイ優勝の鳥栖工(佐賀)


大会日程

3月27日(水) 学校対抗戦(1回戦~3回戦)
28日(木) 学校対抗戦(準々決勝~決勝)/個人戦(1回戦~2回戦)
29日(金) 個人戦(3回戦~決勝)


学校対抗戦・展望

《トーナメント表》

日体大柏(千葉)鳥栖工(佐賀)は、ともに順当に勝ち進めば準々決勝で対戦する組み合わせ。昨年は準決勝で闘い、日体大柏が競り勝った。新チームとなった今年は、125kg級が不在にもかかわらず関東予選を勝ち抜いた日体大柏が底力を見せるか、九州予選で3試合をいずれも7-0で圧勝した鳥栖工がその勢いを持ち込むか。

同じブロック内の反対ブロックには、東海予選を制した飛龍(静岡)、個人戦の近畿王者3選手を抱える丹後緑風(京都)、同2選手がいる大体大浪商(大阪)、最重量級にインターハイ王者が控える花咲徳栄(埼玉)などが勝ち上がる候補と言えよう。どこが準決勝へ進み、日体大柏、または鳥栖工と顔を合わせるか。

反対ブロックは、関東予選で日体大柏に3-4で惜敗した足利大附(栃木)と、51kg級に昨年の個人戦王者を抱える猪名川(兵庫)が、順当に勝ち上がれば準決勝で対戦する組み合わせ。

猪名川には、3回戦での対戦が予想される埼玉栄(埼玉)が敵となるか。同校は昨年、4階級のみのメンバーながらこの大会3位となり、新人が加入した夏のインターハイで2位へ躍進した。新チームで全国制覇を果たすためには、猪名川を破らねばならない。

《各地区優勝チーム》
【北海道】帯広北、【東北】喜多方桐桜(福島)、【関東】日体大柏(千葉)、【北信越】高岡向陵(富山)、【東海】飛龍(静岡)、【近畿】猪名川(兵庫)、【中国】おかやま山陽(岡山)、【四国】つるぎ(徳島)、【九州・沖縄】鳥栖工(佐賀)、【開催県】八海(新潟)

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