“大岩ジャパン”定着へ…2戦連続途中出場の小見洋太「結果が一番のアピールになる」

パリオリンピック出場を目指すU-23日本代表は25日、『北九州スタジアム』にて行われた国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦し、2-0で勝利した。

パリオリンピックの予選を兼ねるAFC U-23アジアカップ2024の開幕が来月15日に迫るなか、大岩剛監督率いるU-23日本代表は既にオリンピック出場を確定させている2チームとの連戦に臨んだ。22日に行われたマリ戦では、開始早々の先制点を生かせず1-3の敗北を喫したものの、中2日で行われたウクライナ戦は、佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)と田中聡(湘南ベルマーレ)がネットを揺らし、アジア杯前最後の試合を白星で飾った。

所属するアルビレックス新潟で一昨シーズンから主力として活躍している小見洋太は、2試合ともに後半途中から出場。得点に絡むことはできなかったものの、ウクライナ戦では左サイドバック(SB)の大畑歩夢(浦和レッズ)との連携や、積極果敢なシュートで惜しいシーンを作った。2戦連続の途中出場について「ゴールに向かうプレーや縦への推進力が求められていると思ってプレーしていました」と語った小見は、ウクライナ戦について次のように振り返っている。

「(SBとの連携は)上手くいったところが多かったと思います。即興のチームでコミュニケーションを高めるという場面はなかったですが、自然と良い関係が築けていたのかなと思います。ゴールに向かうところが僕の良さですし、もちろん決め切ることが大事ですが、シュートで流れを持ってこれる部分もあるので、積極的に狙っていきたいです」

来月に控えるアジアカップ、そしてパリオリンピック本大会でのメンバー入りに向けて、今後は所属クラブでのアピールに励むこととなる。今シーズンの明治安田J1リーグでは、開幕からここまで全4試合に出場しながらも、未だゴールやアシストを記録することはできていない。小見は「前線なんで結果というところが一番のアピールになるかと思います」と今後の活躍を誓った。

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