【韓国】サウジで環境対応車事業、現代自が推進[車両]

韓国の現代自動車グループは25日、サウジアラビアのリゾート開発会社、レッド・シー・グローバル(RSG)と環境配慮型の未来のモビリティー導入に向けた業務提携を交わしたと発表した。

今回の提携で現代自グループは、RSGが開発している紅海地域のウンマハト島と同国西部海岸のリゾート団地で、電気自動車(EV)や水素燃料電池車(FCV)の実証を行い、これを通じて同国での環境対応車の普及拡大などを推進する。

中長期的には、RSGが開発するリゾート団地全体に次世代空モビリティー(AAM)や自動運転車といった未来のモビリティーソリューションの導入を進める。

RSGは、サウジアラビアのギガプロジェクトの1つとして、紅海や西部海岸地域への高級リゾートおよび観光団地の造成を推進している。

現代自グループはこれに先立ち、2023年にはサウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)と完全ノックダウン(CKD)工場(年産5万台)を建設する内容の投資契約を締結。同国への進出を拡大している。

© 株式会社NNA