シャキーラ、7年ぶりとなるアルバムをリリース

シャキーラが7年ぶりとなるアルバム『ラス・ムヘレス・ヤ・ノ・ヨラン』をリリースした。「女性はもう泣かない」という意味のタイトルがつけられた「リベンジアルバム」とされる同作はカーディ・Bとのコラボ『プンテリア』でスタート、同曲のMVには『エミリー、パリへ行く』のルシアン・ラヴィスカウントが出演している。

10年以上パートナーだったサッカー選手ジェラール・ピケとの2022年の破局を経て「自身を再建しながら」制作されたという同アルバムについてシャキーラはこう話していた。「この作品は錬金術的手法で作られている。それぞれの曲の制作を通して、私は自分を建て直した。それを歌う中で私の涙はダイヤモンドに、自分の弱さは強さに変化した」

またザ・タイムズ紙でシャキーラはこう語ってもいる。「痛みを創造力に、不満を生産力に、怒りを情熱に、脆さを回復する力に変化させるものだった。私の目の前で自分の人生のたくさんの部品が崩れ落ちていった。私は。その骨を床から拾い上げ、全てを組み直し、自分自身を再建しなければならなかった。その接着剤が音楽だった」

8曲入りの同アルバムにはカーディとのコラボ曲以外にも、リリース済みのシングルのビザラップとの『ミュージック・セッション Vol.53』、キャロル・Gとの『TQG』、ラウ・アレハンドロとの『テ・フェリシート』、マヌエル・トゥリソとの『コパ・ヴァシア』などが収録されている。

ちなみに前作となる2017年リリースの『エル・ドラド』はほぼ母国語のスペイン語で歌われており、『チャンタへ』『メ・エナモレ』といったシングルが収録されていた。

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