きらきら輝いて見える久米島紬、初めて見た[沖展75th ココロ動く私の逸品]

仲地洋子「久米島紬着物『球美の夕暮れ』」

[沖展75th ココロ動く私の逸品] 玉寄憲子さん(50)

 久米島紬(つむぎ)は落ち着いた色合いが多いけれど、緯糸の入れ方が珍しい。鳥の図柄はサイズが異なり、色も違う。きらきら輝いて見えてすてき。こんな久米島紬は初めて見た。どんな技術なんだろう。染め分けも大変そう。細かい作品ですごい。(那覇市)=随時掲載

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 第75回沖展の来場者に心を動かされた作品を尋ねた。

沖展はANAアリーナ浦添で4月7日まで。来場者が好きな作品に投票する企画「沖展みんなの1点賞」実施中。問い合わせは沖展事務局、電話080(6494)8374。

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