ツルハとウエルシアが統合へ…ポイ活の達人にきいた「貯めたポイントはどうなる?」

道民にもおなじみのツルハは、2027年末までに業界首位のウエルシアを完全子会社にする方針を発表しました。

これにより巨大ドラッグストアが誕生する見込みですが、ポイントの仕組みはどうなるのでしょうか。

経営統合の流れ

まずは今回の経営統合の流れをみていきましょう。

道内でもなじみのあるツルハが経営統合するのは、売上高業界1位のウエルシア。

ツルハは売上高業界2位で、実質トップ2が手を組んだということになります。

ツルハはウエルシアを子会社化した後、イオンの子会社となります。

ポイントはどうなる?

統合で気になるのは、ポイントの仕組み。

ポイ活の達人でもある『ポイ探』代表取締役の菊地崇仁さんは、「ドラッグストアのポイントは自社ポイントと共通ポイントの組み合わせが多い」と話します。

現在ツルハでは、一度の会計で楽天ポイントとツルハポイントが両方貯まるようになっています。

一方のウエルシアでは、TポイントとWAONポイントが同時に貯まります。

経営統合で考えられるのは2つのパターンだといいます。

一つ目は、独自ポイントであるツルハポイントはそのままWAONポイントが共通ポイントとなるパターンです。

もう一つは、独自ポイントをWAONポイント共通ポイントは楽天ポイントかTポイントを会計時に選べるようになるというパターンです。

こちらになった場合、心配なのは貯めたツルハポイントの行方ですが、菊地さんは期間を制限してWAONポイントに移せるようになるのではないかといいます。

菊地さんによると、今回の統合は消費者へのメリットが大きいとのこと!

今後の動向に注目していきましょう。

*みんテレ2月29日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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