フードコートに掲出された「8文字」の案内 2文字落ちて誕生した「新たな言葉」が話題

とある施設のフードコートに掲出された、アルバイト募集の案内に対する「上手な返し」がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@Masumi_8620さん。

当ポストは2024年3月25日時点で3万件を超えるいいねを集めており、「座布団5枚」「そのセンスは他人の倍抜けてますね」といった具合に、絶賛する人のコメントが続出。

記事後半では、アルバイトに関連して「短時間労働者の平均賃金」についても紹介します。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

フードコートに掲出されたアルバイト募集中の案内が…

アルバイト募集中の案内ですが…

「あら残念、わたしテノールなんですよね。テノールでも採用してくれますか?」というコメントともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに収められていたのは、「アルト募集中」と書かれた案内。本来であれば、アルバイト募集中となっているはずが「バイ」が落ちてしまい、アルトになっているのです。

アルト募集中となってしまった掲示物に対して、音域に関連した「わたしテノールなんですよね」という返しを入れるのはオシャレで思わず笑みがこぼれてしまいますね。

「アルト募集」の案内はすぐ「アルバイト募集」に

大きな話題を呼んだ「アルト募集中」の案内。

投稿者の@Masumi_8620さんに詳しい話を聞いてみると、「ショッピングモールのフードコートにあるハンバーガーショップで発見しました。最初からアルバイトの『バイ』が抜けていることは分かっておりましたが、アルトとなっていたため、歌うことが大好きな私の血が少し騒ぎました」と説明。

落ちてしまった「バイ」の部分については、「店員の方がすぐに回収したようで、撮影した数分後にはアルトからアルバイトに戻っておりました」とのこと。

あら残念、わたしテノールなんですよね。
テノールでも採用してくれますか? pic.twitter.com/vmeerfYww9

— 梅園眞澄🧐 (@Masumi_8620) March 20, 2024

歌が好きな投稿者さん、メルカリで購入した「戦前の蓄音機」で奇跡

歴史を感じる蓄音機

歌うことが好きだという@Masumi_8620さんは、蓄音機やSPレコードの収集をしており、今年2月にはメルカリで購入した蓄音機に隠されたエピソードが話題に。

ビクターの蓄音機

実は、@Masumi_8620さんの祖母がかつて所有していたものを購入したそう。型番と、蓄音機の左側の飾りの木枠が曲がっている点が一緒なのです。

時系列で見ると、約90年前にこの蓄音機を購入→終戦に伴い、金策のため蓄音機を質に入れる→蓄音機は国内を転々とする→2023年に@Masumi_8620さんが購入となります。

性別や企業規模によって違う、短時間労働者の賃金

ここからは、アルバイト募集の投稿に関連して「短時間労働者の賃金」を紹介します。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、短時間労働者の1時間あたりの賃金は男女計1367円。性別で見ると男性は1624円、女性は1270円となっています。

1時間あたりの賃金を「企業規模別」で見てみると、もっとも高かったのは中企業の1493円。次いで小企業の1339円、もっとも低かったのは大企業の1307円でした。性別や企業規模、そのほか業種等によっても、短時間労働者の賃金に違いがあることがわかります。

いかがでしょうか。今回はフードコートに掲出された案内について紹介しました。@Masumi_8620さんのXアカウントでは、蓄音機とSPレコードのコレクションが紹介されています。気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

  • @Masumi_8620
  • 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

© 株式会社ナビゲータープラットフォーム