『毒親』の特徴4選!主な共通点とそうならないために親が意識すべきこととは?

毒親は、無意識に子どもを苦しめてしまう

自分ではそんなつもりはなかったとしても、行動や言動が原因で子どもが傷ついてしまうと毒親になる可能性があります。自分は絶対大丈夫と思い込むのではなく、「もしかしてそうかも」という危機感を持って、毒親の特徴をチェックしてみてください。

『毒親』の特徴4選!

毒親の特徴は、以下のものが挙げられます。

1.子どもを自分の思い通りにコントロールしようとする

子どもを自分の思い通りに動かそうとするのは、毒親に見られやすい行動といえます。

  • 子どもの行動を細かに管理しようとする…交友関係や交際相手に対しての口出しをして、自分好みの子どもの人間関係を構築させようとする
  • 子どもの反抗や意見を認めない

子どもには、子どもの人生があります。大きく道を踏み外していない限り、交友関係や交際相手についての口出しをするのはNG。自分の「子どもはこうあるべき」という理想を子どもに押し付け、それに子どもが沿っていなければ否定するような行動を取るのは避けましょう。

2.子どもに自分の意見を押し付ける

子どもに自分の意見を押し付けるのは、毒親のやりがちな行動です。

  • 子どもに自分の理想と考える進学先や就職先をすすめて、それに反した行動や選択を許さない
  • 自分が子どものころにやりたかった習い事を子どもにやらせて、やめたがっても継続させる
  • 子どものころの自分の夢を子どもに託し、子どもに考える余地を与えずに頑張らせ続ける

子どもの意見や考えを無視して、自分の考えや理想を押し付けるような行動や言動は控えなければなりません。

3.過保護で過干渉

とにかく過保護で過干渉な状態が長く続いてしまうと、親子共倒れになる可能性があります。

  • 子どもが失敗する前に、事前に失敗を避けるよう手を回す
  • 子どもに選択権を与えず、自分が「かわいい」と思うよう服を着せる
  • 子どもの心に侵入して精神的な強い結びつきを作り、自分の寂しさを紛らわせるため子どもを利用するなど

子どもに失敗させたくない気持ちはわかりますが、失敗しない限り成長もありません。

4.子どもに罪悪感を持たせるような発言をする

子どもに罪悪感を持たせてしまうようなことを言う親も、毒親です。

  • 生まなきゃよかった
  • やりたいことを全部我慢して育てたなど

たとえ自分のやりたかったことを諦めて子育てをしたとしても、それを子どもに言うべきではありません。子どもの足かせになります。

毒親にならないために、親が注意すべきこととは

毒親にならないために気を付けるべきことは、以下の通りです。

  • 親と子どもは、別の人間であることを心得ておく
  • 子どもの意見を尊重し、親の価値観を押し付けない
  • 子育てに没頭しすぎない

子どもによりよい人生を歩んでほしいと願うことは、いたって当たり前のことです。しかし、そこに固執して子どもに執着し続けてしまうのは親子にとってよくない結果を招いてしまいます。親子は別の人間でそれぞれ価値観を持っていることを把握し、子どもとのかかわり方を考えましょう。

まとめ

毒親には、どんな親でもなる可能性があります。それを防ぐためにも、毒親にならないために注意すべき点を知っておきましょう。

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