イスラエル代表団見送り「失望」 米「支援姿勢変わらず」と強調

ホワイトハウスで記者会見するジョン・カービー米大統領補佐官=25日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】カービー米大統領補佐官は25日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ情勢を巡る協議で米国への代表団派遣を見送ったことに「大変失望している」と表明した。イスラム組織ハマス掃討を続けるイスラエルを支援する方針は「変わっていない」と記者団に強調した。

 サリバン大統領補佐官は25日、ワシントンを訪問中のイスラエルのガラント国防相と会談した。

 カービー氏は、国連安全保障理事会の即時停戦決議案の採択に米国が拒否権を行使しなかったのは、ハマスが拘束する人質の解放に向けた米国の立場が一定程度反映されているからだと説明。イスラエル首相府が米国を批判していることに「当惑している」と語った。

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