3月26日に開催される北中米ワールドカップのアジア2次予選・第4節で、石井正忠監督が率いるタイ代表は、ホームで韓国代表と対戦する。
韓国メディア『朝鮮日報』によれば、敵地での第3節でなんと1-1のドローに持ち込んだなか、石井監督は前日会見でこう述べている。
「とても期待感がある。ソウルで1-1と引き分けたため余計にそうだ。今回も良い結果が出ると信じている」
ソン・フンミン対策を尋ねられると、「韓国に対する分析はうまく行なえている。すべてのタイの選手たちが、分析した通りにプレーしてほしい。明日の試合で最善を尽くして守備をする」と答え、明言を下げた。
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そして、日本のファンに向けて“異例”のお願いをしている。
「明日、日本と北朝鮮の試合が中止になったので、日本のファンの皆さんにはその時間に私がいるタイを応援してほしい」
周知の通り、同日に平壌で開催予定だった北朝鮮対日本は、前者の都合で前代未聞の中止となった。
かつて鹿島アントラーズや大宮アルディージャを指揮した日本人指揮官が、韓国を相手にまたサプライズを起こすのか。注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部