メイプル活用へ計画事業者を公募 奥州市、4月19日まで

 奥州市は、同市水沢の旧商業施設「メイプル」の活用に向け、建物の価値を高め効率的な運用を図るアセットマネジメント(資産運用)プランを設計する民間事業者を公募している。提案書提出に必要な参加登録を4月19日まで受け付ける。

 市は昨年取得したメイプルを水沢市街地のにぎわいを創出する核施設に位置付け、人材育成拠点を基軸に活用策を探っている。民間のノウハウや資金を活用し、市の財政負担抑制や将来の民間譲渡を実現する持続可能なプランを募る。

 3月18日に現地説明会が開かれ、市によると5社が参加した。参加登録は説明会に出ていない事業者も可能。5月10日までに提案書を提出し、同月中旬に審査会(プレゼンテーション)を行う。市公式サイトで募集概要を公開している。

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