オズワルド&トム・ブラウンの新番組!「コンプライアンスと闘いながら北海道の素晴らしさを伝えたい」

STV札幌テレビ放送で4月7日にスタートする新番組「道産人間 オズブラウン」(午後11:25、北海道ローカル)の記者発表が3月22日、北海道・札幌市内の同局で行われ、出演するオズワルド畠中悠伊藤俊介)とトム・ブラウン布川ひろきみちお)が登壇した。4人は「北海道の素晴らしさを伝えて、いずれはゴールデンを狙いたい」などと意気込みを語った。

「道産人間 オズブラウン」では、畠中が函館出身、トム・ブラウンの2人が札幌出身=“道産芸人”ということから、2組がゆかりのある北海道を駆け回り、次代の宝となる“ヒト・モノ・グルメ”を発掘し、“オズブラ認証道産品”を勝手に認定。北海道の魅力を発信していく。初回の放送は「産地巡礼!狂気芸人トム・ブラウンのルーツ札幌探訪」と題し、トム・ブラウンの地元である札幌の東区を巡る。

この日、初回ロケを終えたその足で会場入りしたオズワルド・畠中は、「ロケ先で声を掛けられるなど、トム・ブラウンは地元のヒーローだと感じた。4人でGLAYさんみたいになれるように頑張りたい!」と手応えを語ると、相方の伊藤が「ビジュアルだけ見たら絶対なれない。まじで、飲み屋で拾ってきた4人」とすかさずツッコみ、続けて「お笑いライブの“戦友”であるトム・ブラウンとのロケはうれしい半面、番組内容は明確に好き嫌いが分かれます(笑)。キモ過ぎる可能性ありますが、長い目で見てもらえたら」と呼び掛けた。また、地元・北海道での新番組を喜ぶ3人に対し、「僕だけ千葉出身なので、北海道の皆さんに嫌われないように(笑)、なんとかやっていきたいと思います」と抱負を述べた。

一方、トム・ブラウン・布川は「コンプライアンスと闘う番組。STVの社運が掛かっていると聞いたので一緒に勝負したい」と意気込むと、伊藤が「STVと一緒に滅びる可能性がある」と言葉を重ね、会場を笑いの渦に巻き込んだ。直後にみちおが「若者の希望になるような! 主婦層や子育て世代も見やすい番組です!」と説明すると、「何言ってるの?」と一同から総ツッコみを受ける一幕も。みちおは「気味の悪いメンバー4人ですけれど(笑)、北海道の素晴らしさをどんどん伝えて、いずれはゴールデンを狙いたい」と目標を掲げた。

会場には情報ワイド番組「どさんこワイド179」(月~金曜午後3:48、北海道ローカル)の生中継カメラが入り、STVの福永俊介アナウンサーとの質疑応答で盛り上がる場面も。岸弘プロデューサーは「予測がつかない、突拍子もない、多少の狂気をはらむような4人の個性を生かしながら、独自目線で北海道の魅力を紹介したい」と期待感を語った。

STVが制作するローカルバラエティーとしては、ティモンディが出演する「ハレバレティモンディ」(水曜深夜0:59、北海道ローカル)以来3年ぶりの新番組となる。「何が飛び出すか分からない不穏な感じを込めた」(岸プロデューサー)というビジュアルが示す通り、オズワルド&トム・ブラウンという異色タッグによる新バラエティーに注目が集まりそうだ。

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