課長級職員、パワハラで懲戒処分 伊達市、部下に不適切な発言

 伊達市は25日、部下の職員に不適切な発言をするなどのパワーハラスメント行為を繰り返したとして、課長級の男性職員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 市によると、男性職員は昨年4~11月、部下1人に対し、人格や能力を否定する発言を繰り返したほか、別の複数の職員に対しても人格を否定する発言を行い、職場環境を悪化させた。

 市の調べに対し男性職員は「反省している」という趣旨の回答をしたという。

 須田博行市長は「指導的立場にある管理職員がこのような行為を行ったことは誠に遺憾であり、市民に深くおわび申し上げる」とコメントした。

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