茨城交通(茨城県水戸市)は25日、同県城里町石塚とJR常磐線内原駅を結ぶ路線バスの運行を土日祝日限定で開始すると発表した。イオンモール水戸内原を経由する。4月6日から。
同路線は、同町と水戸市の要望を受け、県央地域の広域課題の解決を目指す「いばらき県央地域連携中枢都市圏構想ビジョン事業」として新設された。公共交通機関で、同町民のイオンモールへの買い物の足を確保するのが主な目的。
路線は石塚車庫-イオンモール水戸内原-JR内原駅。石塚車庫(同町)発着が1日3便。内原駅・イオンモール発着も1日3便となる。運賃は大人片道500円。小学生以下は半額。大人1人につき未就学児2人まで無料となる。
同町まちづくり戦略課は「町民の買い物や医療機関の利用の助けになれば」と期待する。同社水戸オフィス運輸部は「買い物の利便性を高める新しいバスの使い方。周知を進めていきたい」と説明した。時刻表や運賃は、茨城交通のホームページで案内している。
