半額弁当を奪い合うボードゲームが話題です。
ボードゲーム制作ユニットの愉快班さん(@yukaihan_game )がX(旧Twitter)にオリジナルボードゲームのプレイ動画を投稿したところ、1.4万件を超える「いいね」が集まりました。
「絶対面白い」「こういうの超好き」「思わず笑ってしまったw」「脳バグりそう」と大きな反響が寄せられています。
話題となったゲームは愉快班さんによるボードゲーム「半額ハンターロワイアル」です。
その舞台は“地域で一番誤植の多いスーパー”の「スーパー ゴショク」。
プレーヤーは次々と繰り出される「半額シール」から正しい半額を見抜き、誰よりも早く弁当をお得にゲットしなければいけません。
まさにスーパーのタイムセールさながらの「半額弁当争奪ゲーム」です。
本当の「半額」を見極めろ!
ゲームで使用される「半額の誤植カード」はなんと10種類以上!
「半」が「羊」、「額」が「客頁」になっているものから、額の「客」の「口」が「日」など、細かい誤植が並んでいます。
これはぱっと見では判断つかないよ……!
さらにややこしいのが、誤植カードであっても正しい半額シールとしてみなされる「本日のお買い得品」カード。
プレーヤーはゲームを始める前に誤植カードの中から「本日のお買い得品」を2種類ランダムに選びます。
これにより、どれが誤植でどれがお買い得品なのか、毎ゲームごとに正しい半額カードが変化していくのです。
やればやるほど大混乱! 一筋縄では攻略できません!
気になる「半額ハンターロワイヤル」。BuzzFeedは制作者の愉快班さんにお話を聞きました!
――「半額ハンターロワイアル」を制作しようと思ったきっかけはなんですか?
「TVの激安スーパー特集に出てくるような、半額タイムセールを静かに争奪しているあのシーンを思い出して、ボードゲームの中で本気でバトルをしたら盛り上がりそうだなと思ったのがきっかけです」
「SNS上でも『#半額』『#半額ハンター』のハッシュタグを使って、その日にゲットした半額の弁当や食材が活発にあがっているので、達成感のような気持ちもゲームに合うと考えました」
――このゲームのこだわりポイントや推しポイントを教えてください。
「①誤植だらけを売りにする架空のスーパー『スーパーゴショク』の設定(ゲームでは誤字のタイムセールと謳っています)②存在しない漢字の創作や見間違いを起こすデザインを徹底した『半額の誤植』(全12種類)③ゲームルール、の3つが推しポイントです」
「①について、単に半額品を奪い合うだけでなく店員役も楽しめるようなゲームにしたいと思い、『誤植がたくさん含まれていて、それを誇りに思っているスーパー』での半額タイムセールを舞台にしました。正しい半額を掴み取る難易度も上がりますし、プレイヤーもゲシュタルト崩壊に陥るので、よりゲームらしくなったと思います」
「②はデザイナーが途中でゲシュタルト崩壊を起こして 耐えられなくなりました」
「③について、ゲームでは正しい漢字の半額に加えて12種類のうち2種類の誤植が『本日のお買得品』として指定されてポイントになる働きをするカードになります。そのルールによってパニックになるのと、遊ぶ回数を重ねれば重ねるほど『さっきは正解だったのに、今回はお手つきに?』などミスを起こしやすくなるルールになっています」
・・・・・
「世を騒がす人間の業で、愉快に遊ぶ。」をコンセプトにボードゲームを制作するユニット・愉快班さん。
その他にも「おじさん構文大喜利ポーカー 」や「 ギャルマインド歌会ゲーム 」など、さまざまなボードゲームを制作・販売しています。
どれもこれも面白そう〜!
今回話題の「半額ハンターロワイヤル」はクリエイターズマーケット・BOOTH にて販売しています。(現在は完売・再販待ち)
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね👀