新たな幼児教育の拠点 星のこども園完成 2階テラスを含め「園庭」に/岡山・真庭市

岡山県真庭市初となる民間認定こども園・星のこども園の竣工式が25日、同市久世の同園で開かれ、地域の新たな幼児教育の拠点施設完成を祝った。4月1日に開園する。

北町公園内敷地内に開園した。鉄骨2階延べ床面積1114.38平方メートル。「保育士が楽しく、働きやすい」をテーマに設計した。視認性に配慮された、明るく風通しの良い保育室で、ランチルームからは厨房が見えるようにしている。2階テラスから滑り台で園庭に降りたり、スロープで上がったりすることができたりと、2階テラスを含め「園庭」としている。

対象は6カ月から5歳までで、3歳から5歳までは異年齢保育。定員122人。

式は関係者約30人が出席して神事が執り行われた。稲田勝信園長(45)が「子どもたちが最初に接する社会。理念は、自分で考え、行動する人間力を育てるを掲げている。地域に根差した運営をしていきたい」とあいさつ。加藤勝信衆議院議員、河野慶治県議会議員、太田昇真庭市長ら来賓が祝辞を述べた。

あいさつする稲田園長

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