徳田橋(盛岡ー矢巾)開通祝う 車道を広く改良、移動を円滑に

風船を放ち、徳田橋開通を祝う関係者

 岩手県が架け替え工事を行った徳田橋(盛岡市黒川―矢巾町西徳田)は23日、開通した。老朽化に加え、大型車のすれ違いが困難だった車道を広く改良し、移動を円滑にする。

 開通式典に関係者約80人が出席。盛岡広域振興局の佐々木隆局長は「生活道路としての地域振興や、救急搬送をはじめとする医療活動支援など多くの効果がある」と期待を込めた。渡り初めに続き、出席者が風船を空に放ち完成を祝った。

 4枚の橋名板は盛岡・都南東小、矢巾東小、矢巾・徳田小の児童が揮毫(きごう)した。「とくたはし」の文字を書いた都南東小6年の西葛愛梨さんは「自分の字が残り、一生の思い出になった」と喜んだ。

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