三重の魅力、映像で発信 プロモーション動画が完成

【定例記者会見で、プロモーション動画を発表する一見知事=県庁で】

 一見勝之三重県知事は25日の定例記者会見で、県の魅力を紹介するプロモーション動画が完成したと発表した。動画投稿サイト「ユーチューブ」やSNS(交流サイト)などで発信する。

 県によると、観光地だけでなく、産業も含めて地域の認知度を向上させるプロモーション事業の一環。一見知事が昨春、県幹部らでつくるプロモーション推進本部に作成を指示していた。

 動画は約10分間で、鈴鹿サーキットなどの観光スポットや自動車の製造現場、熊野大花火大会が登場。日本語版と英語版がある。ダイジェスト版(約2分間)も作った。制作費は400万円。

 一見知事は会見で「百聞は一見にしかず、という言葉もある。ぜひ動画を見て、県の良さを知ってもらいたい」と説明。英語以外の外国語に対応した動画も作成する考えを示した。

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