長崎県長崎市神浦北大中尾町のながさき県民の森が30日、リニューアルする。屋内外に木製遊具24点を新設するほか、トイレ22カ所を洋式化、授乳室3カ所を設置。小さい子連れでも楽しめる施設にする。
通年実施している利用者アンケートの回答を基に整備した。管理事務所も兼ねる「森林館」では、老朽化した学習スペースを子どもの遊び場に作り替え、屋内用アスレチック遊具や巨大木琴などを導入。さらに授乳室やボールプールを備えた乳幼児コーナーも新設し、天候にかかわらず低年齢から遊べるようにする。
キャンプ場入り口付近の「冒険広場」にも11のアスレチック遊具を新設。要望の多かった和式トイレの洋式化にも応えた。
総事業費は約2億3千万円。県林政課の城山武彦課長補佐は「リニューアルでより幅広い方に楽しめる施設になる。ぜひ体験を通じて自然の素晴らしさを感じてほしい」と話した。
遊具などは30日から利用でき、午前10時から森林館前で記念式典を開催。同10時35分から県産ヒノキのカスタネットづくり体験(小学生以下対象)、同11時40分からプレゼント付き○×クイズを実施する。いずれも参加無料。
県民の森は1968年に開園。新型コロナウイルス禍前は年間約14万人が利用。コロナ禍以降は11万人ほどに落ち込んでいる。
ながさき県民の森 3月30日リニューアル 木製遊具24点新設、トイレ洋式化、授乳室3カ所
- Published
- 2024/03/26 11:30 (JST)
- Updated
- 2024/03/26 12:39 (JST)
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