小林製薬、紅こうじ製品と死亡との因果関係疑われる1件把握

Shiho Tanaka

[東京 26日 ロイター] - 小林製薬は26日、紅こうじ関連製品の原料が腎疾患などを引き起こす可能性があるとしていた問題で、製品と死亡との因果関係が疑われる例を1件把握したと発表した。事実と因果関係を確認中だが、腎疾患で死亡した患者が生前、同社製品の機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を使用していたとの連絡が遺族からあったという。

同社は22日、紅麹コレステヘルプの一部の原料に意図しない成分が含まれている可能性が判明したと発表し、24日時点で26件の腎疾患などの入院症例を把握していると明らかにした。回収対象の原料は、52社の取引先企業に販売していた。

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