尹喜淑元国民の力議員、李在明共に民主党代表の25万ウォン支援金支給案に対し「無知な両班」=韓国

4・10総選挙のソウル市チュン(中)区ソンドン(城東)ガプ(甲)国民の力(与党)候補である尹熙淑(ユン・ヒスク)元議員は25日、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表の全国民1人当たり25万ウォン(約2万8160円)の民生支援金支給提案について「無知なヤンバン(両班)だ。お金を供給してインフレを抑えようとする李在明代表、あなたは愚か者だ」と非難した。

尹候補はこの日、フェイスブックを通じて「李在明代表が大統領候補になった時に語った冗談は『あの両班はインフレを抑えようとお金を供給しようとする人だ』だった。 政策分野で想像できる最も無知な発言がそれなのだが、本日李在明代表はやはりその話をしてしまった」と述べた。韓国開発研究院(KDI)出身の尹候補は大統領選挙の時に大統領選候補だった李代表の基本所得などの政策構想とテジャンドン(大庄洞)問題などを集中的に攻撃し、野党陣営内で‘李在明狙撃手’に選ばれた。

続いて「国民全体に13兆ウォン(約1兆4642億円)を供給すれば、やっと捕まっていくインフレに再び火をつけようというのだから、このような状況を果てしなく延長するということである。国民の苦しみも知らないということだ」と主張した。さらに「インフレは高金利で対応するほかはなく、その苦しみをひどく受ける脆弱(ぜいじゃく)階層に配慮し、価格が急騰した財の需給ボトルネックを解消していくことが正解だ。政府は今、その仕事をしている」と強調した。

合わせて「全国を回りながらネギショーをしている共に民主党が実際にインフレ対策に対してはただ一言も言えなかったのは、政府と韓国銀行が努力するのが正しい方向であるためだ。ところで、むしろネギでも持って振っているほうが100倍よい」とも述べた。

尹候補は「40年ぶりの世界的なインフレ現象に対処すると言って全国民に資金を供給しようというのは本当に無知なのか、無知なふりをしながら自分の懐を肥やすのかのどちらかだ」と主張した。

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