ハーブ「もっと好きに」 山茶花高原ハーブ園 4月7日までフェス 長崎・諫早

出口さん(中央)の説明を聞きながらハーブを味わうなどして楽しむ参加者=諫早市、山茶花高原ハーブ園

 長崎県諫早市小長井町の山茶花高原ハーブ園で春のハーブフェスティバルが開かれている。4月7日まで。
 毎年開催。苗の割引販売などに加え、講座などを通じてハーブの楽しみ方を知り、もっと身近に感じてもらう狙い。育苗方法やハーブを生かした雑貨作りを学ぶ体験型イベントを通じ、利用者増につなげる。
 初日の24日にあった育苗講座では、ハーブ苗の生産販売業、グロッソ=福岡市=代表で同園のアドバイザーを務める出口利昭さんが講師役。それぞれのハーブの特徴や育て方のこつ、おいしい味わい方などを伝授した。
 参加者はメモを取り、積極的に質問するなどして興味深く聞き入った。諫早市宇都町の森川友理子さん(47)は「枯らしてしまうなど苦手意識があったが、適した育て方知ることができた。ハーブをもっと好きになりたい」と笑顔で話した。
 期間中、ワークショップのほか、市内のパン店がつくったハーブパンやベーグルを土日限定で販売する。問い合わせは同園(電0957.34.4333)。

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