ニッポン放送、AMステレオ放送を終了。4月からモノラル放送に

ニッポン放送は、2024年4月1日より、AMラジオのステレオ放送をモノラル放送に変更すると発表した。

公式サイトより

AMステレオ放送に必要な機器の生産が既に終了しており、保守・維持が困難なためだと同社は説明。なお、リスナーがAMステレオ受信対応ラジオ機を使っている場合、4月1日以降もモノラル受信で引き続きニッポン放送を聴取できる。ステレオでニッポン放送を聴取したい場合、ワイドFMまたはradikoを利用するよう案内している。

日本のラジオ放送局は現在ほとんどの局がすでにAMステレオ放送を取りやめている。今回、ニッポン放送がモノラル放送に戻ることで、残るステレオ放送実施局はラジオ大阪(大阪放送)と和歌山放送のみとなる。

また、ニッポン放送はベリカード(受信確認書)の発行を終了することもあわせて発表。これまで、ラジオの受信報告を寄せた人に対して発行していたベリカードを、2024年3月末消印の受信報告をもって、発行を終了する。なお、日本国外での受信は引き続き発行するほか、国内でも今後も受信報告自体は引き続き受け付ける。

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