コンパクトスペースも工夫次第でオシャレなガーデニング空間に変身

玄関前などの小さなスペースでも、鉢が置ける広ささえあればガーデニングを楽しむことは可能です。

逆に広い庭よりもお手入れの範囲が狭く、管理も行き届くためローメンテナンスなのにオシャレな空間をつくることができます。

今回は玄関などの小さなスペースを有効活用するコツについて解説していきます。

記事後半では、玄関、ベランダ、小さな庭などのコンパクトスペースがとびきりオシャレに変わるおすすめの春の花を参考価格とともにご紹介。ぜひ最後までゆっくりお楽しみください。

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小さなスペースを有効活用！オシャレに見せるコツ

玄関などの小さなスペースや狭い庭をオシャレに見せたいときは、縦のラインを意識するのが大事なポイント。例えば、次のような方法があります。

花の色は外壁や家の外観にあう色をチョイスするのがおすすめです。

色とりどりのカラフルな空間もステキですが、よりオシャレに見せたいときは1〜2色に限定するとまとまりのある空間に仕上がりますよ。

コンパクトスペースを有効活用しながらオシャレなガーデニングをするコツがつかめたでしょうか？次では小さなスペースがスタイリッシュに華やぐ「この春植えたい多年草・一年草」の草花をいっきにご紹介していきます！

ゼラニウムはガーデニングデビューにもオススメの育てやすい多年草。真冬を除いた早春〜晩秋にかけて長く開花し、玄関や庭を華やかに演出してくれます。

明るい色合いを中心に多彩な花色があるほか、一重咲きや八重咲きなど咲き方が違う品種も豊富。花と一緒に甘い香りも楽しめますよ。

日当たりと風通しが良い場所を選び、多湿に弱いので水のやりすぎに気を付けながら育てましょう。

※参考価格：500～1000円前後（5号鉢）

豪華な花姿が魅力のペチュニアは、春から秋まで楽しめる一年草。ビタミンカラーやパステルカラー、ダーク系やニュアンスカラーなど花色のバリエーションが多く、スペースに合う色を選ぶことができます。

大輪の花を溢れるように咲かせるので、ハンギングバスケットに植えて壁にかけたり、上から吊るして飾るのもオススメ。

日当たりと風通しが良い場所を選び、長雨にあてないよう管理しましょう。小さい花が好きな人は、ペチュニアとよく似た性質をもつ「カリブラコア」をチョイスするのもオススメです。

※参考価格：100～800円前後（3号鉢）

インパチェンスは日当たりが悪い場所でも育ちやすい植物。「日陰の女王」と称されるほど耐陰性が強く、カワイイ花の姿で暗くなりがちなスペースを明るく彩ってくれます。

多数のカラーがありますが、より華やかにしたいときは赤×白などの複色種、葉に模様が入る斑入り種、またはバラのように豪華な八重咲き種「カリフォルニアローズ」がオススメ。

本来は多年草ですが、冬越しが難しいので春〜晩秋までの一年草として楽しみましょう。

※参考価格:100～500円前後（3号ポット苗）

ルピナスは春から初夏にかけて咲く一年草、品種によっては多年草です。藤とよく似た花を空に向かって伸ばす姿から「昇り藤（ノボリフジ）」という名前でも親しまれています。

痩せ地や荒地でも育ちやすく、洋風・和風・和モダンなどさまざまな場所にマッチする花姿も魅力。多彩な花色があるほか、草丈20〜150センチと幅広い品種があるので植えたい場所に合わせて選ぶことができますよ。

※参考価格:200～700円前後（3号ポット苗）

フェンスやアーチを生かしたガーデニングがしたいときは、ツル性植物のカロライナジャスミンがオススメ。春から初夏にかけて甘い香りがする黄色い花を咲かせ、視覚でも嗅覚でも楽しませてくれます。

比較的病害虫に強く、初心者でも育てやすい丈夫な性質も大きなポイント。日当たりの良い場所で管理し、開花期が終わったら強剪定をして来季の花芽を育てましょう。

※参考価格:400～800円前後（3～3.5号ポット苗）

キレイな花が咲く植物もステキですが、葉の色を楽しむカラーリーフにはまた違う魅力があります。

さまざまな種類があるなかでも、耐暑性・耐寒性・耐陰性に強く年間を通して葉色が変わりにくいヒューケラは人気の存在。カラーバリエーションが非常に多く、ほぼ放置気味でもよく育つ性質も支持されている理由といえます。

春にはカワイイ小花も咲かせてくれますよ。明るい日陰を好みますが、直射日光に強い「ヒューケラ・ドルチェシリーズ」もあるので植え付け場所に合わせて選びましょう。

※参考価格：500円前後（3号ポット苗）

ちょっとしたスペースや狭い庭など限られたスペースでも、オシャレなガーデニング空間にすることは十分に可能。

鉢やプランターを使ったり、フェンスを利用したり、花の周りをレンガで囲ったりなど植物＋αでメリハリをつければ、こなれ感のあるステキなスペースをつくることができます。

もちろん、日当たりや水はけなどの環境を考慮して植物を選ぶのも大事なポイント。ぜひ空間を最大限に生かして小さなスペースをオシャレな空間に変身させてくださいね。