少なくなってきたオホーツク海沿岸の海氷

オホーツク海沿岸は、海氷の影響がない地域に比べ、春の訪れは遅くなります。海氷によって大陸の中と同じ状況になり、シベリア寒気をもろに受けるようになるからですが、その海氷も少なくなってきました。
きょう26日は、低気圧通過によって、西日本~東北南部で雨が降る見込みで、東日本の山沿いや東北南部では次第に雪に変わるでしょう。きょうの最高気温は九州南部や四国、南西諸島では平年より高い所がありますが、その他は平年並みか低い予想となっています。
あす27日以降は高気圧に覆われて気温が上昇し、東日本太平洋側~西日本から、さくら開花の便りが届くかもしれません。

気象予報士・饒村 曜

画像について:海氷予想図(気象庁の3月26日21時の予想)

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